子ぎつねヘレン(ネタバレあり)

母と観て来ました。春休みパワー+レディースデイ効果で、恐ろしいほどの混み様でした!チケを買うだけで大変だった……。


で、映画ですが。もう涙腺緩みっぱなしでしたよ!!ずっと母と二人で、目にハンカチ押さえ状態。

主人公の太一君の言葉 一つ一つが、もう…泣けてくるんですよ!!
ヘレンの検査をする為 獣医大学に預けた後、手術をしても成功の確率は無いと分かり、動物診療所の矢島の頼みで教授にヘレンを預け、もうヘレンは戻って来ないと知った太一が、ヘレンを奪還する為に獣医大学に乗り込んで行ったシーン…
「ヘレンを返せ!」と教授に掴み掛かる太一と、今まで声も出せなかったヘレンが、初めて太一を呼ぶ為に鳴いた場面。

そして終盤の「ヘレンに夏を見せてやるんだ」と、ヘレンを連れて海沿いの花畑で花を摘み、ヘレンの周りを花で一杯にしてあげる太一………。
嗚咽がもれそうなのを、必死で抑えてました。

ずっと泣き通しだったけど、観て良かったと思いました。
こんな映画を今の子供達に観て欲しい。いえ、観るべきだと思う。そして命の尊さを知って欲しいです。

あと気になったのが、太一君は赤毛のアンに劣らない位の妄想家でした。(私も太一君に負けない位の妄想家ですが)
でも幻想的な妄想をする位が、夢があって子供らしいと思います。